三類の強敵とは

 これが三類の強敵なんですよ。
 いいですか。三類の強敵とは、正しい仏法を弘める人を迫害する三種類の敵人のこと。すなわち第一に俗衆増上慢、第二に道門増上慢、第三に僣聖増上慢であります。
 このうち俗衆増上慢とは、世俗の大衆なかんずく国家権力。道門増上慢とは邪宗の輩。そして僣聖増上慢とは聖者のごとく装いながら、内心は名利と怨嫉の念つよく、正法を弘める人を陥れんとする者であります。
 妙楽云く「第三最も甚だし。後後の者は転識り難きを以ての故に」と。―第三の僣聖増上慢がもっとも悪い。それは、無智の者にはその正体が見ぬけぬからである―と言っている。
 いま、虚偽の告訴に引っかけて顕正会員を迫害している公安警察、および虚偽をそのまま垂れ流しているテレビ・新聞等はまさしく俗衆増上慢に当る。
 また、大聖人の御心に背き邪教化した創価学会、および全邪宗の輩は、これ道門増上慢である。

Copyright (C) 2004 冨士大石寺 顕正会 顕正新聞社 All Rights Reserved