やがて全学会員がめざめる!

 先ほども学会から入会した人の「正義にめざめて」の、堂々たる発表がありましたね。
 昭和三十五年に学会に入ったということでした。大幹部にまでなったその筋金入りの学会員が、いま御遺命の正義にめざめて「池田大作は御遺命に背いた。顕正会だけが正しい」との確信に立っている。そして「殺すぞ」と言われても、闇討ちを受けても恐れず、顕正会に馳せ参じている。
 これが池田には恐ろしいのです。「やがていつの日か全学会員がそうなったらどうしよう」と。
 威しても賺しても仏法の道理は潰せない。信念は変えられないのです。
 ああそうそう。さっきの発表では、「殺すぞ」と何回も脅されたと言ってましたね。まさしく「殺すぞ」というセリフは向こうのものですよ(爆笑)。自分たちがいつも使っているから、告訴状につい書いてしまったというわけです(大笑)。
 池田大作にとって、めざめた学会員から、「おまえは大聖人の御遺命に背いたな。そして俺たちをだまして、よくも正本堂でカネを巻き上げたな」と言われるほど恐ろしいことはない。
 しかも顕正会に入会するや、それまで折伏の意欲もなかった学会員が、たちまちに広宣流布の命になる、大聖人様の御心が入って勇気に満ちてくる。将棋では「歩」が「金」になるが、顕正会員になれば、たちまち力ある人材となるのです。
 この姿を見るとき、恐いでしょうねー。いつ誰が裏切るか。本当は裏切りではない、正義にめざめるのですが、彼から見れば裏切りだ(大笑)。「ブルータス、汝もか」(大笑)と。
 この恐怖心が、すべての謀略となって現われているのであります。

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