顕正会発足50周年記念「誑惑の正本堂 崩壊す!!」
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諸天動く!

 そして、顕正会の諫暁が一国にしんしんと進む中、いよいよ諸天が動き出した。
 なんと阿部日顕が、学会を相手どって自ら起こした裁判で、思いもかけず法廷に引きずり出される羽目に陥ったのである。
 この裁判は、いわゆる「シアトル事件」についての名誉毀損訴訟である。「シアトル事件」とはどのようなものかといえば、学会の言い分によれば――
 阿部日顕は宗門教学部長の当時、学会の要請によってアメリカのシアトルへ初の海外出張授戒に赴いた。このとき彼は、深夜ひとりで宿泊先のホテルを抜け出し、売春婦と金銭上のトラブルを起こして警察沙汰になり、駆けつけた現地の学会婦人部幹部の口添えで助けられたという。
 学会は日顕憎しのあまり、四十年も前のこの「事件」を、機関紙「創価新報」で繰り返し宣伝した。これに対し阿部日顕が名誉毀損の訴えを起こしたのであった。
 しかしこの訴訟において、阿部日顕は自ら原告となることを避け、「日蓮正宗」と「大石寺」を原告としている。これは、自身の出廷を恐れたゆえである。
 だが――、学会弁護団は巧みな法廷戦術で、日顕を法廷に引っぱり出すことに成功した。しかも一回だけではない、三たびも出廷させたのである。
 学会弁護団の反対尋問は執拗を極めた。彼らは猫が鼠を嬲るように、ここぞとばかり阿部日顕を辱めた。

憤怒・瞋恚の力で…

 日顕の憤怒は極限に達した。この屈辱、この憤怒が、池田への復讐を決意させたのである。
 それは、池田が「仏教三千余年史上空前の偉業」と自讃していた正本堂を、打ち壊わすことだった。
 およそ阿部日顕は無道心で、卑怯で、欲深き人物である。
 無道心だからこそ、大聖人の御目も恐れず正本堂の誑惑に与したのだ。卑怯だからこそ、池田と仲間われするや正本堂の罪を池田ひとりに着せたのだ。そして欲深きゆえに、正本堂を餌に学会員を檀徒に取り込もうとしたのである。
 このような無道心・卑怯・貪欲の者が、どうして改悔・道念のゆえに正本堂を取り壊わそうか。
 ここに諸天は、日顕を憤怒せしめ、瞋恚の力でこれをなさしめたのであった。


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