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落慶法要は偽わりの戒壇の儀式にふさわしく、まやかしとグロテスクに満ちていた。世界各国の学会員と称する踊り子たちが、大御本尊に背を向けたまま、入れ替わり立ち替わり、あらぬ姿で踊り狂った。池田大作と細井管長および宗門高僧たちは、いずれも女房同伴で、この愚劣極まる虚式を、口を開けて見ていた。
一連の落慶法要の最終日十七日には、記念品埋納大法要が行われた。
記念品とは、発願式において池田が読み上げた「発誓願文」と、このとき着用した細井日達管長の法衣一式、同じく池田大作の礼服等である。これら記念品を、正本堂の地下深くに一室を設けて埋め納めるというのだ。席上、池田は勿体つけてこう述べた。
「この地下の部屋は、猊下のご認可を得て、第一回は今日より七百年後、第二回は三千年後、そして第三回は一万年後に開かれることになっております」と。
このまやかしを全学会員は信じた。そして正本堂こそ末法万年にわたる御遺命の戒壇なのだと、思い込んだ。
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